健康保険が適用される場合があるって知ってましたか??
もちろん「美容」に関する施術は適用外です。
それは当然ですが、膝などの関節痛の治療目的でヒアルロン酸注射を行う場合、これは治療の一環ですから保険適用になります。
まず、整形外科などの病院で相談してみましょう。どういった治療を行っていくべきかカウンセリングを行い、保険の適用が可能かどうかも聞いておきましょう。
年齢を問わず、膝などの関節痛に悩まされる事はあります。
変形性関節症などの場合、炎症を起こし関節液であるヒアルロン酸が分解されてしまいます。
ヒアルロン酸が少なくなると、弾力や潤滑といった性能が低下します。
そこで直接関節にヒアルロン酸注射を行うことで、弾力性などを回復させることが目的の治療です。
そもそも、ヒアルロン酸が減少すると、骨と軟骨が擦れる状態になります。
骨や軟骨に負担がかかり場合によっては擦れた破片が発生し、それが原因で炎症を引き起こします。
これが関節痛の原因です。
そこでヒアルロン酸注射の出番というわけですね。
注射に使われるヒアルロン酸は、本来関節に存在するヒアルロン酸と似たような働きをするように作られているんです。
関節液の働きを回復させ、痛みも格段に良くなるみたいです。
今までは1週間毎に5回注射を行い、その後は必要な場合に限り追加していくタイプのヒアルロン酸注射しかありませんでした。
しかし2010年からは、1週間毎に3回の注射で長期的な効果を発揮してくれるタイプが日本でも認可されたそうです。
施術を行った場合の注意点としては、
注射後15分程度は様子を見ること
注射した部分は清潔に保つこと
出来るだけ負担をかけないように、膝ならば重いものは当分持たないなど。
痛みがなくなったからといって急激な運動などは絶対にNG
といったところでしょうか。特に副作用などの心配もなく、安全な施術ですので安心して治療に取り入れてみて欲しいものです。
階段の上り下りが辛い、膝の曲げ伸ばしが痛い、歩くと痛い、水がたまるなど、関節の痛みに悩まされているなら、まずは相談してみてください。
ずっと整骨院に通っているだけでは治らないかもしれません。
ヒアルロン酸注射との相性がよければ、劇的に改善する可能性も十分あります。
新しい治療ってなかなか行うきっかけがありませんが、辛い思いを続けるくらいならと私は思います。
それに、保険が適用になるため費用の負担も軽減されます。せっかく保険が効くならば、試してみてもいいと思いませんか?